モノづくりをする中で学んだ本当にクリエイトしないといけなかったこと〜part1〜
クリエーターという仕事をする上でどうすればうまく行くのか?
モノづくりと聞いてどんなイメージを持つだろうか?
・細々した作業を毎日してる
・変わり者が多い
・こだわりが強い人が多い
・薄利多売なんじゃないか?
・本当にそれで食べていけるのか?
・趣味の延長線上でしょ?
実際に最近あった友達に急にふと聞いて見た答えがこんな感じだった。
…すごくネガティブなイメージが多い。(笑)
確かに最近は携帯のアプリで誰でも簡単に物が売れるツールが増え、クリエーターという仕事が多くなったり副業でやっている人が多い。
メルカリ
ミンネ
フリル
モバオク
まだまだ色々出てきている。
誰でも簡単に出店できるということは、その裏側には売れない人も山ほどいるということ。普通に出しても売れないから起こる現象。
そして一番いけないなと感じることが価格の値下げ競争。
その結果、1つ売れても数百円、ピアスが1つ300円など、安くて可愛い商品が売れずに多く見られる。これすごく可愛いのにこの値段でいいのかな?なんて心配になってしまう金額のものも見る。
僕もこれらのツールを使ってネットでものを売っている。いわゆる物販だ。
無在庫出品という言葉が増えたけれど同じ商品がふえたってうれやしないし、また価格競争になる。
もっともっと大切なことがあるのに、売るためのスキルばかりかじった程度教えて肝心の○○○のことを教えてくれる人はどれくらいいるのだろうか?(メルマガでそんなことを書いていこうと思う。)
日本でなく海外に拠点を置いて住み初めて5年。
本当に右も左もわからないゼロからやってきた中で失敗と挑戦の繰り返しだったし、今でもそうだ。でもやっぱり大事なのはスキルでなくで○○○だってことだと思う。
職場にあったあるものを工夫した瞬間、価値が30倍以上になった話
数年前、僕はガンダムバーでバーテンをしていた。
バーテンになったのにも本当にいろんな縁とハプニングがあったのでまた書きます(笑)
カクテルの作り方も1から学んだ。
店内は全部ガンダム。一体どれだけのガンダムのプラモデルに囲まれていただろうか?
その当時、夜はガンダムバーの店長。
日中はスワロフスキーを使ったデコレーション業(ものづくり)をやっていた。
最初は、携帯電話のデコレーションから始まって、名刺ケースやら、ライター、ペン、鏡、いろんなものにオーダーメイドでデザインしスワロフスキーを貼ってデコレーションしていた。ただ、今だから言えるがこのときのなんて商品販売価格なんて携帯ケースでも1万円程度。ペンとか安いもので2000円とかだった。作る時間と売る値段。それを考えるとあれ?時給260円じゃんなんて考えることもあった(笑)
ネットを見ればいくらでもデコレーションの仕事をしている人がいて、そこにはオーダメイド携帯ケースで18000円だったり、鏡で1万円するものもあれば、オーダー4800円〜という安いところもあった。このクオリティーまで行かないとこの値段にはできないし、このクオリティーでこの値段なんて無理だし、、そんなことを考えると当時の自分には妥当な価格のつけ方だった。
そんな生活をしていて夜はガンダムバーで仕事。
でも、このガンダムバーという僕からしたら異色の空間がたくさんのことを学ばせてくれた。
人は果たして何にお金を払っているのか?高い安いと思うのか?
「いらっしゃいませ」
そう声をかけて、お客さんが席に座るとまず500円というテーブルチャージ(席料)が発生する。お店に来ただけで500円を払うのだ。ガンダムのお店に。
そして、居酒屋で飲んだら450円のビールは700円する。カクテルも他に比べて1.5倍くらいからの値段だ。
お酒を頼んだお客さんは、文句を言うわけでもなく黙々とお酒を飲む。そしてビールがなくなるとまた頼む。この繰り返し。
会話も、「あのシーンのシャアは本当にかっこよすぎだ!」と言う具合に、100%がガンダムの話。
三重県からきました。
東京から出張できたのできました。
宮崎から、岐阜から、横浜から、仙台から、本当に日本全国からガンダムが好きなお客さんが来た。
みんな、家でも観れるであろう、休憩時間にyoutubeで見れるであろうガンダムを時間とお金を使ってバンダムバーにやってくるのだ。
お店に来るお客さんに共通するたった一つのこと。
それはガンダムが好きな人、知っている人しかほとんど来ないと言うこと。
好きなものしかないバーなんて夢のようなのだろう。
僕たちがディズニーランドに行くようにワクワクしているのだろう。
ディズニーに行ったことがある人もない人も知っているようにディズニーにはミッキーをはじめたくさんのキャラクターが待っている。そしてアトラクションがある。
そう、何があるか知っているから安心して、さらにワクワクして行ってしまう。
それと同じことがガンダムバーでも起こっていた。
そこに行くと何があるかわかっっている。自分の大好きなガンダムしかない夢の空間。
だから行く。仕事終わりに疲れているのにワクワクしながら。
知っているからこそ動く。
人は確認作業で動いている。
ガンダムバーでクリエーターとして稼げるようになるまでに学んだ一つ目のこと。