気ままライフ@カンボジア

31歳。大切な人を守りながらも好きな時好きな場所へ自由に生きること。

カナダへ語学留学中に自宅をいつの間にかプチ語学学校にしてしまった話。

カナダバンクーバーで留学中にプチ開業とシェアハウスを作成

 

別記事にも書いたぼくがカナダへ語学留学に行った話。

(キッカケやその資金はどう貯めたかはまた別記事に書こうと思います。)

 

英語が話せない中で留学に行く不安と、話せるようになりたいという気持ちは、いざ外の世界に出てみたら不安はなくなり、話したいという気持ちだけが残った。

 

出かけるたびにもっといろんな世界を見たい。

友達が増えるたびにもっとこの人とはなしたい。

 

その気持ちが強く、学校での授業は全然苦じゃなかった。

 

新しい単語を学ぶたび話せるようになってきてるぜ!という変な実感と、過去形や未来系なんかを話せるようになった日にはドヤ顔で友達と話して見たりしてた。(でも、これ全部中学1年生で学んでたはずなんですけどね。笑)

 

ぼくは今でも"環境"というものをいつもよく考えるようにしている。

これは仕事をするのに最適な環境か?

これは住むには最適な環境か?

 

環境が人に与える影響はすごくて、良くも悪くも環境に影響されることがある。

その環境が自分で選べて作れることが、海外へ飛び出る一つのメリットだ。

 

英語を話せる自分になりたいから海外で学ぶために飛び出た。そして日々勉強し成長できている実感もあった。ただそこには一つどうしても埋められない壁があった。

 

それは、、、

 

留学スタート時点で明らかな語学力の差があった

 

ぼくの英語は中学1年生レベルほどで、周りの友達はずっと上のレベルで勉強していたということ。

もちろん、それでも休憩時間や放課後は一緒に過ごしていた。

ご飯を食べたり遊んだり、日本人よりも外国人といるようにしていた。

それでも埋まらない圧倒的な語学力。

 

なんとか埋めれないものか。近づけないものか。。

学校で勉強する6時間以外の時間が勝負だ。

1日24時間。6時間学校で残り18時間をどうすれば楽しみながら学んで常に英語の環境に身を置けるだろうか?

 

そして次の日、ぼくは学校を休み不動産会社に行った。

ぼくの当時の考えで、最強かつ最適なアイデアは引っ越すということだった。学校から徒歩5分以内、駅までも徒歩5分以内の場所に家を借りること。ホームステイをしていたけれど、英語の環境とはいえ僕には楽しみながら学べなかった。その決断が、学校の近所へ引越しだった。

 

1日中まわって見つけた理想の物件。

マンションの16階。家賃は2~3個のバイトを掛け持ちする大学生の1ヶ月分くらいの金額。とてもじゃないがただの留学生が簡単に借りられるような金額じゃなかった。

 

でも借りた。そのお金で得られるものが目に見えていたから即決断。

 

こうして家を手に入れて自宅を学校帰りに人が集まる空間に徐々に変えていった。

 

 

フェスでも祭りでもそうだけれど楽しいところに人は集まる

 

家を借りるまでのぼくは学校が終わってから、ぼくはよく友達とカフェへ行ったりビーチへ行ったり、サッカーをしていた。その時間こそが一番生きた語学の勉強の時間だった。

学校で習うネイティブな発音の英語もあれば、様々な国からきている留学生の英語の発音も聞ける、その場で間違っていたら直してもらえる、新しい単語も教えてもらえる。

学校以上に楽しく学べた。しかも日常生活で必要なものばかりを。

 

この環境をどうすればさらに作れるか?引越した後もそれをずっと考えていた。

留学生のほとんどは同世代、もしくは若い世代の子達。

 

深く考えすぎていたけれど答えはシンプルだった。

 

楽しいところに人は集まるということ。

 

毎日がイベントなればどんなに楽しいだろう?

 

 

その日の夜、ぼくはスーパーでPS3wiiのテレビゲームから、ボードゲームなどを買い込んだ。相当な金額だったけれど勉強代と思い購入した。

 

そして、毎日のようにたこ焼きやお好み焼き、日本のご飯パーティーや、ゲーム大会をやっていた。

 

初日は中の良かった3人。(コロンビア、フランス、韓国の友達。)

 

しかしこの1週間後には毎日ものすごい人が遊びに来てくれるようになった。

楽しいからと新入生をつれてきてくれればもう学校でも友達。

毎日のように今日は私が料理を作るよと各国のご飯会。

 

そんな風にアフタースクール=ぼくの家の流れが作れた。

 

そして出来上がった、常に英語の環境。

そして毎回、会費を数ドルもらってご飯(ゲーム付き)でやっていたので家賃を補えるくらいの収入になることだってあった。

 

自分が楽しいことを考えて、みんなも楽しめること。

そしてさらにそれが目的に沿っていること。

 それが収入源になり、仕事になることも留学中に学んだ。

 

ちょっとしたことで人の心に残る人になれる

 

ぼくのカナダでの留学生活はちょっと特殊だったかもしれない。

 

そんな引っ越したり、ゲーム買ったりお金がかかって出来ないよと日本人の友達に当時ぼくもよく言われていました。

けれど語学学校のお金や航空券代に比べたら全然安い。そしてそのお金は消費でなく自分の未来につながる投資として払う感覚だったこと、そしてみんなが喜んでくれそれで自分も生活もできていたこと。

自分の楽しいと、人の楽しいが混ざると海外生活は何倍も楽しくなって、可能性に溢れると思う。

 

特技が、絵を描くことなら放課後カフェでデッサン教室をやってみてもいい。

ダンスが得意なら公園でダンスレッスンでもいい。

料理が好きなら友達の家に出張シェフでもいい。

自分の行動一つで実は可能性はものすごく広がる。

 

そしてそんなことをしていると、いつの間にかあいつおもしろいとか、いいやつだよねってちょっとレアな人になる。そうすると声がかかりだす。たくさんいる日本人の中で日本人=あいつみたいになる。こうなったら最強だった。

 

そんな風に語学を学ぶプラス自分のできることを合わせて考えてみてはどうかと思う。

 自分の今できることって必ず誰かの役に立つことがある。

 

どこでやれば誰の役に立つのかな?そんな考え方をした結果、ぼくは語学学校の近くに家を借りた。

ぼくは留学が不安でしょうがなかった。

話せるようにかな?病気になったらどうしよう?友達ができるのかな?

本当にたくさんあった。

そしてそれはぼくだけでなくみんなが必ず持っていることだと確信した。

英語を話せる環境にするために自分で家を借りたけれど、結果そこに行けば友達が増える、楽しい人達で溢れてる、そんな風に学校に入学したて人達には安心する場と化していた。

 

結果、人の役に立って自分の目的も達成した。

 

ありがとうの連鎖が始まる

留学期間が終われば終わりじゃない。

みんなが集まれるようにと使った家を借リルために使ったお金は、楽しかった思い出だったり、遊んだこと、話したこと、過ごした時間の何かが一つはそれぞれの心に残っているものだ。そしてそんな思い出をそれぞれの国に持って帰って行く。自分の家族や友達に楽しかった思い出をそれぞれが話してくれる。

 

”あなたがそれだけお世話になったなら招待してあげなさい”

 

これは本当の話で、カナダで仲良くなった友人の家族から招待してもらい少し世界を回っていた。

 

自分が英語を話したかっただけなのに、留学前には思いもよらなかった贈り物をぼくはたくさん頂いた。

 

英語を学ぶ中で気づいた大切なこと。それは語学を極めることでなく、

 

人の心に残る生き方をするということ。

 

留学中や旅中の方は、さらにちょっとした工夫と挑戦をするときっと、もっと変わることがたくさんあると思います。

 

そしてこれから旅に行こう、留学しようと思っているかたへ。

世界はめちゃ広いです。でも近いです。

語学はめっちゃ大変です。でも楽しいです。

人との出会いって本当に最高です。

 

どうせ一度きりの人生、とびっきり楽しんでお互い挑戦していきましょう!