カンボジアの孤児院で急にビックダディーになっちゃった日本人の奮闘記

カンボジア在住の30代の奮闘記。気づいたらボランティアでも支援でもなくお兄ちゃん兼、お父さんになっていた。

一番大切なのは◯◯力。

子供たちと毎日同じ時間を過ごす。

 

その時間少なくとも1日11時間

 

そんな時間が一ヶ月、2ヶ月、半年、1年、2年、、、と過ぎていく中で、

得たくもないのに勝手に身につけているものがある。

 

 

それが慣れだ。

 

人への慣れ、生活習慣の慣れ、仕事への慣れ、いろんな慣れを知らず知らずのうちに身につけてしまっている。

 

 

そんな慣れは、自分はこれくらいだと錯覚させてしまったりもする。

・自分の能力はこれくらいだろう

・自分の人生はこんな感じだろう

・自分は一生、あの人には追いつけないだろう

 

慣れてしまうことによって無意識のうちに自分のキャパを作ってしまっていたりする。

 

 

そんなことを考えるようになってから、学校の勉強が与えてくれたものはなんだろう?と真剣に考えてみたりしだした(勉強したと言えるほど勉強はしてないけれど。。)

 

 

・人と同じことをするための能力

・組織にはいいて即戦力になるための能力

 

これが学校で与えてくれる大きなジャンルでの能力。

 

 

ドラクエで言うと、村人になるための能力を鍛えられ、

自分の人生を歩むための勇者としての能力を鍛えられないという感じ。

 

 

 

そんな教育と価値観を持った僕らが、

教育は大切!勉強する場を!機会を!と途上国の子達に思っていたりする。

 

 

けれど、僕はびっくりしたことがある。

 

この国の子達には、クリエイティブの元から持っている力(ステータス)が圧倒的に高いと思ったこと。

 

 

自分たちでなんでも作る、直す、とやってのけてしまうのだ。

 

 

これってすごいことだと思う。

 

 

ドラクエの話に戻るが、

僕たちの受けたものって、村人に「どこで木が買えますか?」「どこで火が買えますか?」と聞く能力であったり、

もしくはネットで、「情報によるとこの木は燃えやすいらしい」「マッチはあのお店に売っているらしい」と調べたりする能力。

 

かと思えば、ここの人たちは「んー、、火がないと困る。。どうすればつくやら。。。?」って考え、あれやこれやと試し、気づいたら火をつけている。

自力で付けることもあれば、行動した結果、見て笑っていた人が持ってきてくれちゃったり。

もしかしたら、メラ!っと扱う人が出るんじゃないかってくらい、目の前のことに真剣に頭を使って知恵をだしている。

 

 

これってめちゃくちゃ大切だなって思うんです。

 

 

 

めちゃくちゃ大切な力だと思うんです。

 

 

それが、想像力!!!

 

子供の頃、ドラゴンボールみて、いつか自分もカメハメ波が出るとか武空術が使えるとか考えるも想像力。

 

どうやって?誰が?なんで?あそこにいこうなんてなったんだろう?と月をみながら考えるも想像力。

 

20年後の自分は何をしているだろう?を考えるも想像力。

 

そんな想像力は何歳になってしまってもいくらでも鍛えられたりすると思っています。

 

 

想像力は人をクリエイティブにし

クリエイティブは人をポジティブにし

ポジティブは人をどんな境遇でも立ち上がる強さをくれる

 

 

だからこそ僕はアートのちからを誰よりも信じている。

 

勉強は教えられない。

 

だってなぜ大切か自分がわかっていないから。

勉強ができるできないでないという部分が人生の中で大切なことを左右するわけじゃないから。

経験していないから、わかっていないから、勉強しなよ!なんて無責任なことは間違っても子どもたちに言えない。

 

 

けれど、仕事ってたのしいよ!大人になるってたのしいよ!は伝えられる。

 

失敗しちゃったけど、すごい経験できた!

お金を損したけど、そのおかげで出会えた人たちがいた!

こんな下手な絵なのに、世界の反対側でほしいと買ってくれ喜んでくれる人がいた!

 

ネガティヴでなくポジティブに。

もっといえば、ネガティヴでもポジティブでもなくフラットに。

 

僕たちが勉強で教えられてきた正解は白か黒。

 

けれど、生きていく中で白と黒なんかで決められないことがたくさんある。

 

 

むしろ後になって、あれがあってよかったと黒を白に塗り替えられたりもする。

 

物事を点で見るでなく線で見られるように。

 

想像力は間違いなく人生を豊かにしてくれる。

 

 

僕がカンボジアから学び、カンボジアの子供達に教えている唯一のこと。

 

 

想像から全てが始まる。

その瞬間、その未来は造られ始め、始まっていく。

 

 

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